歌うテンポや速さをどこに合わせるのでしょうか?

指揮者がいないときはオルガニストの伴奏に合わせるとよいでしょう。

詩編の歌い方の速さは「丁寧に朗読する速度」で、朗読のときと同様に意味のつながりを保ちつつ文章の段落に間を取って歌うとよいでしょう。
歌うときの心構えは、「読み手である自分が、第一の聴き手である」という言葉を「歌い手である自分が、第一の聴衆でなければならない」と置き換えるとよいでしょう。

楽譜の上のほうに速度記号が記されています。
( ?-76 )。
作曲者はこの速度で歌ってほしいのでしょうが、ミサの共同体メンバーによって速度を少し速めたり、遅らせたりすることも可能でしょう。
その共同体が心をひとつにして神に賛美を捧げることが大切なことです。