そちらの方にかるく体を向け、一礼するぐらいの自然な姿勢でよいと思います。
司祭団の入退堂をどのような姿勢で会衆が迎えるかについて、はっきりとした規定はありません。
あえて言えば「立つ」という動作だけが指示されています(「総則」暫定版43)。
これは典礼的には尊敬を表す行為です。
司教ミサなどで、司教様が退堂の際に会衆を祝福して行かれ、それを会衆は十字架のしるしをしながら軽く頭をさげて受ける・・・という動作は万国共通で見られる光景です。
それらを考え合わせると、司祭団の入退堂の際には、そちらの方にかるく体を向け、一礼するぐらいがごく自然な姿だと言えるのではないでしょうか。