(資料)
『ローマ・ミサ典礼書の総則』第二章
二 ミサの種々の要素 司祭が担当する祈願およびその他の部分 10
司祭が担当するものの中で、第一の場所を占めているのは感謝の祈り(奉献文)があり、これは祭儀全体の頂点である。
次に、諸祈願、すなわち集会祈願、奉納祈願、拝領祈願がある。
これらの祈りは、キリストの代理として集会をつかさどる司祭が、聖なる民全体と会衆一同の名によって神にささげる。
それゆえ、「公式祈願」と呼ばれるのである。
三 ミサの各部 集会祈願 32
次に司祭は、会衆に祈るようにすすめる。・・・(省略)・・・
それから司祭は、「集会祈願」と呼ばれる祈願を唱える。・・・(省略)・・
会衆は、嘆願に心を合わせ、それに同意し、「アーメン」という応唱によって、この祈願を自分のものとする。
(以下、奉納祈願、拝領祈願についても同様の規定があります)